無戸籍者の方達のために祈る
- アイラブジーザスチャーチ

- 11月14日
- 読了時間: 5分

※無戸籍者支援団体の市川真由美さん(右)
今年1月にMBSの番組の動画で知った無戸籍者の方達の苦しみ
その番組の中で支援の働きをされていた市川真由美代表の存在を知りました。
この番組のニュースで知ることになり
それから何かできることはないかと祈り、考えていました。
今年7月になり、東京都で食糧支援をされている仲間たちのところにも
無戸籍者の方たちがいらっしゃるとのことで
その支援の働きの現場に立ちあわせていただく機会をいただき
経験や支援のあり方を教えていただきたく市川さんにお電話してみました
それからFacebookのメッセンジャーで何度か支援の連携のことでやりとりし
11月12日にようやく直接お会いして
無戸籍者の方達の支援をどのように進めていくことができるか
交流し、教えていただき、意見交換できました
戸籍取得と同時に生きるために必要な住民票や国民健康保険の取得のために
そばにいない、支えることができない家族に代わって
共に時代を生きる私たちに何かできることはないか
世界中の戦争地域や貧困地域や
災害発生時の被災者の方たちのことを思いながら
自分たちの国に、まさに灯台下暗しで間近に、身近に
助けを必要としている方たちがいることを考えせられます
行政の調べで調査に答えた無戸籍者の方達の存在が800〜900人
全国自治体の2割のアンケートの回答で出た数字から
日本にもおよそ1万人を超える無戸籍者の方たちがいらっしゃることは
無視できない現実です
交通事故や災害は他人事にできないのは
自らも当事者になる可能性が高いからこそ
人の痛みに寄り添いやすいですが
生まれてきたことを世間に知らせることがなされないまま
生活されている方たちが大勢いらっしゃる事実に
どうやって当事者意識を持って祈り、寄り添っていくことができるか
考えさせられます
別のブログに書いた拉致問題も同様に
あまりにも自分とは程遠い事柄や状況について
自分のように考えることは簡単ではありません
しかし、私たち神様の愛を受けて
イエスキリストの命懸けの愛をもらってきた
教会やクリスチャンたちにとって
全ての人たちに対して
隣人を自分のように愛しなさいという
神様の心を知るときに
事実を知って無関心ではいられないものです
無戸籍者支援の市川さんとお話をしている中で
私がお手伝いできるその理由とモチベーションは
全ての人が神様に造られた価値ある存在で
戸籍の有無に関係なく
神が尊く思っているその人に対して
私の命や人生の価値を大切にしてくださっている
その神様の愛のゆえに
隣人になることを心のうちに迫られるからです
私たちは神様のようには人の命を救うことはできませんが
まずはその状況を知り
祈りを捧げて神の導きを求め
そして、何かできる愛のアクションを一つでもさせていただけたら
それは尊いことだと思います
私は以前から夢描いていることがありました
それは365日毎日その日に生まれた人の誕生を祝って
生きていきたいという思いです
なぜならこの地上に命与えられた人で
価値のない人など一人もいませんし
生かされている全ての人が尊いからです
私たちにとって嫌いだったり苦手だったり害を与える人でさえも
誰かの子供であり
神に似せられて造られた存在という視点から
愛される資格のない人などいないからです
世界は戦争や争いや喧嘩や不和や家庭崩壊や
学校、職場、地域において人間関係で悩み、苦しむ人たちが大勢いますが
せめて誕生日だけは
共にお祝いをして行けたら
人は傷つけたり、罵ったり、人を見下げたりして
ストレス解消をする選択肢ではなく
自分も祝ってもらう存在だからこそ
人に対しても祝福の心で祈り、お祝いしていく選択をしていけるだろうと
思っているからです
だからこそ、誕生日さえ明確にされていない無戸籍者の方たちがいるからこそ
毎日が誕生会の思いで
人を大切にしていきたいものです
クリスマスシーズンだからこそ
イエスキリストの誕生日にその主人公を抜きにした誕生会が成立しないように
全ての人の誕生を祝える世界になってほしいと
20年以上思い続けていることです
誰かの痛みと苦しみは
自分たちも経験した痛み苦しみに比べて
どちらが大変で
どちらがマシだと言えるものではないものです
どうしてこんな苦しみや経験をするのか
人生の中で起きる様々な困難に
神様が脱出や解決の道を与えてくださいますように
"あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。"
コリント人への手紙 第一 10章13節
"試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。
だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。
人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。
愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。
すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。"
ヤコブの手紙 1章12~17節



コメント